【導入事例公開】全児童の登下校をQRコードで見える化!
バス乗降時と入退校の記録・リアルタイム通知で児童の安全と保護者の安心を確保
株式会社ユニリタ(東証スタンダード市場:3800、以下 ユニリタ)のグループ会社で持続可能な地域社会の実現に向けて交通・物流の課題をデジタル技術で解決する株式会社ユニ・トランド(本社:東京都港区、代表取締役社長 高野 元、以下 ユニ・トランド)は、茨城県稲敷郡美浦村(村長 中島 栄、以下 美浦村)が本年度に行った小学校統合にあたり、QRコードを活用した登下校管理支援システム「スマート送迎みまもるん」を開発・提供しました。
このたび、美浦村における取り組みを導入事例として公開いたしました。

美浦村では2025年3月末に既存の小学校3校が閉校し、4月から統合小学校として新たに美浦小学校(児童数491名)が開校しました。統合計画が進む中で判明したのは、児童の大半が徒歩圏外からの通学となる事実です。児童の安全かつ安心な登下校を確保するという緊急課題を解決に導いたのは、教育現場への理解が深く、美浦村のICT施策にも実績を持つ株式会社SHINKO(本社:東京都台東区、代表取締役社長 福留 泰蔵)の提案の下、ユニ・トランドが開発・提供したQRコードを活用した登下校管理支援システム「スマート送迎みまもるん」でした。
「スマート送迎みまもるん」は、バス乗降時や昇降口で、自分用のQRコードをカードリーダーにタッチすることにより、通知がリアルタイムで保護者のスマートフォンに届くシステムです。児童会館や習い事などの複雑な動線にも柔軟に対応するため、児童の所在に関する保護者の不安は大きく軽減され、「すべての児童の安全・安心」と「管理効率」の両立をデジタル技術で実現しました。

少子化・人口減少社会の進展による学校の小規模化に伴い、教育現場では、児童生徒が集団の中で切磋琢磨しながら学んだり、社会性を高めたりすることが難しくなるなどの課題が顕在化しています。そのような中、魅力ある学校づくりのための学校統合の動きは全国的な流れとなっています。
そして、そこには統合による通学距離の長距離化という問題も発生します。そのために、スクールバス等を活用した通学形態の検討も必要になってきます。その際、児童生徒の安心・安全の確保にICTを活用することは有効な手段となりますが、重要なことは、現場での親和性、柔軟な運用、費用対効果といった観点から、持続可能な運用体制を構築することです。
美浦村の事例のように、ユニ・トランドでは、これまで培ってきた全国の公共交通のDX化支援のための知見を活かし、持続可能で安心・安全な交通モードを支えるソリューションを提供してまいります。
▼事例詳細は、こちらからご覧ください。
https://www.unitrand.co.jp/casestudy_post/miho/
以 上
【本件に関するお問い合わせ】
株式会社ユニ・トランド マーケティンググループ
Mail:info@unitrand.co.jp
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