観光業界初‼インバウンド支援の一助に!
中国で3億人超のユーザーを抱える地図アプリ「百度地図」に北海道の最新交通データを提供

2022.08.17

 株式会社ユニリタ(東証スタンダード市場:3800)のグループ会社で移動体通信IoTサービスを手掛ける、株式会社ユニ・トランド(本社:東京都港区、代表取締役社長:高野 元、以下 ユニ・トランド)は、日本において中国観光事業ITサービスを展開しているAiME株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 尚 勇、以下 AiME社)と提携し、中国の大手検索エンジンである「百度(バイドゥ)」が提供する地図検索サービス「百度地図(バイドゥマップ)」に、北海道の最新版交通データを提供するサービスを開始しました。

 

 ユニ・トランドでは、本件の企画にあたり百度地図との交渉・提携を中国人観光事業に詳しいAiME社と提携し、北海道の交通データの掲載を百度地図との間で合意したものです。
本件は、ユニ・トランドが北海道において令和2年度から令和3年度の間、公益社団法人北海道観光振興機構から受託して整備してきた北海道の交通オープンデータのさらなる活用策として、北海道におけるインバウンド需要支援の一環として取り組むもので、観光業界初となる取り組みです。
 日本全国では、GoogleMap向けの交通データ整備が進み、GoogleMap上でバスも含めて検索ができるようになりましたが、中国人観光客は一般的にGoogleMapが使えないため、中国人観光客にとっては有効な対策となっていません。本サービスにより、中国国内で普段活用している百度地図に北海道の交通情報が掲載されることになるため、中国人観光客にとって「旅前」の旅程確認、「旅中」の移動などの利便性の向上が見込めます。
両社の役割は、ユニ・トランドは北海道の交通オープンデータの最新アップデート版の提供と百度地図掲載用のフォーマット変換を行い、AiME社では百度地図との調整等を行います。

 

<提供する交通オープンデータ>
・GTFS(General Transit Feed Specification)-JPが定める、停留所の名前や位置の情報、運賃情報、定刻のダイヤ情報など、当日の運行状況等で変化しない静的情報
<システム概要>

ユニ・トランドが交通データを百度地図に変換、AiME社が詳細や内容について百度地図と調整し、最終的に百度地図に反映される仕組み

   
【今後】
AiME社は、中国の百度地図との連携をサポートするとともに自社の中国人観光客サービスの充実を図っていく計画です。
今後は北海道のみならず、全国の交通事業者のオープンデータを百度地図に載せていく事業を、ユニ・トランドとAiME社にて展開することを予定しています。
多くの中国人ユーザーを有する百度地図は、日本の店舗も広告を出稿することができるため、訪日中国人観光客をターゲットしにしたインバウンド対策にも活用できます。

 

以 上

【本サービスに関するお問い合わせ先】
株式会社ユニ・トランド
E-mail:info@unitrand.co.jp

 

【報道関係者からのお問い合わせ先】
株式会社ユニリタ 広報IR室
https://www.unirita.co.jp/ir/inquiry.html

 

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